泰平食品はボンタンの生産から加工まで一貫製造。 昔ながらのボンタン漬けをはじめ、グラノーラなど新しい商品づくりにも挑戦しています。
ボンタンをもっと知ってもらうべく、後継者4人でボンタン湯を広める「Bプロジェクト」を2017年から開始。今では鹿児島をはじめ、東京や大阪、北海道など約450施設で採用されています。活動を全国に広げたのをきっかけにボンタンサイダーの開発に着手。 「手作業で果汁を絞ったり、割合を決めたり。 試行錯誤を重ねてようやく完成しました。 爽やかなのどごしで人気ですよ」。
今後はボンタンビールやゼリーを開発するそう。 「ボンタンの認知度を上げることは生産者の意欲向上、後継者問題の解消にもつながります。新しいボンタンの楽しみ方を模索し、生産農家が増え、持続可能な仕組みをつくりたいですね」。